はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

このくそ寒いのに泊まりでキャンプに行ってきた

f:id:k-morimo:20170215165107j:plain

1月25日(水)15時頃に会社を抜け出し、近くのスーパーで食材を調達し、空港からゲートブリッジ方面に車を走らせる。向かう先は『若洲海浜公園キャンプ場』。FF15プレイしていたら無性にキャンプに行きたくなり、急遽計画して週のど真ん中に実行!(ちなみにこの日の最低気温は2度。冬の東京都心としてはパラマウント級の寒さ)

 ゲートブリッジを下りきったところで若干渋滞していたが、そこ以外はスムーズに動いて16時30分頃キャンプ場着。日が落ちる前にテントを建てるべく、急いでチェックインして与えられたサイトにGO。テントを広げているときはまだ充分に明るかったが、テントの設置を終えた頃には既に真っ暗。冬の日の入りは驚くぐらい早い。

少しでも視界が保たれているうちに燃料を拾うべく周辺をうろつくが、ここは海岸沿いに作られた人口のキャンプ場。あまりに綺麗に整備されている為、薪のカスなどはほぼ見つからず。それでも小枝とかを集めて、ストーブで燃やして焚火にする。「いいじゃない!それっぽいw」

 

諸々セッティングも済んだので、とりあえず「第三のビール」で乾杯。本日の食材は牛肉のブロック、ウィンナー、ニラ饅頭、のりまき。カップスープ。水分は第三のビールに酒(ワンカップ)、芋焼酎

スーパーでゲットした牛脂をフライパンにぶっこんで、とりあえずウィンナーを焼く。その間に水を満たした鍋をストーブで温めておく。これは後ほどスープを飲むために。

時刻は18時30分頃。既にあたりは真っ暗で、ランタンの灯で視界を確保している状況。無音だと寂しいのでスマホでラジオをつけて賑やかす。気温はたぶん6度ぐらい。寒い…。だがこの寒さが最高の調味料となり、とにかく暖かい料理がうまい。ウィンナーがうまい!ステーキがうまい!ニラ饅頭最高!のりまき…、外に放置していたせいで、冷たくてパサパサに。スープを飲んで、再び鍋でお湯を沸かしてワンカップを熱燗に。うまい!うますぎる!!

 

「でも寒いいいいぃぃぃぃ!」。* ゚ + 。・゚・。・ヽ( ゚`Д´゚)ノ

食べて熱を取り入れないと死んじゃうよコレ

 

時刻は21時頃。食材もなくなりストーブの燃料も尽きてきて、いよいよ地獄の始まりである。少しでも放熱してもらいたいので、燃やせるものは何でも燃やす。割りばし、紙コップ、紙ナプキン。紙ナプキンは一瞬で燃え尽きるが、燃焼度が高くその一瞬の温もりがたまらない。「ああ…マッチ売りの少女ってこういう気持ちだったんだな…」まさか40を過ぎて少女の気持ちを身をもって知ることになるとは。。。

22時。座っているのに耐えきれず、体を動かして内部から熱を発しようと、無目的に周囲を散策する。この若洲は夜釣りの客も多いと聞いていたが人っ子一人見当たらず。21時で門が閉まった所為か、それとも寒すぎる所為か?

22時30分頃、いよいよテント内に避難。風がない分テントの中はマシ…というか控えめに言って天国。しばらくすると自分の体から発せられる熱がこもって温度が上がる。これなら何時間でも大丈夫だよーということで二次会が始まる。1.8リッターの焼酎も半分ぐらいになり、気が付いたら日も変わっていたので、そろそろ寝ようと寝袋を広げる。「寝袋暖かーい。幸せ~♥ おやすみなさい…」

 

「底冷えするうううぅぅぅぅ!」(((((((( ;゚Д゚))))))))

 

顔が寒い。肩が寒い。足の裏が冷たくて耐えられない!! 耐久2度の寝袋なのに全然寒い。外に出ている部分で冷やされた血液が全身を巡るから、結局全身寒い。寝袋のチャックを閉じて密閉状態にしようと思うのだが、寒さと狭さで体が思うように動かない!「死ぬ!死んじゃううううぅぅぅぅ!!」

 

気が付いたのは朝10時。まぶしい…小鳥のサエズリが聞こえる、そして暖かい!

昨夜はだいぶ長く寒さと戦っていたと記憶しているが、いつの間に寝てしまったのだろう?もしかしたら気絶してしまったのかも。だがともかく生き延びて、再びこの温もりを味わうことができたのだ。"「暖かい"って幸せなことなんだな(しみじみ)」

 

本当は10時にチェックアウトしないといけなかったのだが、もはやどうにもならないのでレイトチェックアウトの手続きを済ませ、ゆっくりと後片付け(というか結構酒が残っているので、そんなきびきび動けない…)。それでも12時頃にチェックアウトして、12時30分に昼休みの喧騒にまぎれて出社。

そして15時頃に再び会社を抜け出して近くの銭湯に。「いやーあったまるぅ~!極楽じゃー!!」寒さ対策の面で色々学ぶことが多かったが、一月に一回ぐらいやってもいいかな。

ちなみに若洲海浜公園キャンプ場は日帰り300円(10時~21時)、一泊600円(~10時)・900円(~21時)。電話で予約できるけど、土日はリア充密度が高く居た堪れなくなるので、平日の利用がおすすめ!