はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

どうやら『リフレッシュ休暇』なるものがあるらしい

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いや、その存在は知っていたのだが、取得するには様々な条件をクリアしなければいけないらしく、これまで都市伝説の如く謎として扱ってきた。ちなみにこの会社の有給はコレを含めて3種類あり

・有休…いわゆる有給休暇。法律で定められているヤツ

・振休…休日出勤したら、その振替に休んで良いよ!ってヤツ

・リフ休…リフレッシュ休暇。健全な心身を取り戻すために休んでいいよ!ってヤツ

 我々の様な準老害開発員はロングで過酷な開発期間終えると、振休を使って1~2週間ドカッと休むのがスタンダードで、昔は有給を使うことすらなかった。現在はよほど切羽詰まっていない限り休日出勤もしないので、振休が作られることもなく必然的に休みが必要なときは有休を申請する。

というわけで今までこのリフ休に触れることがなかったのだが、ある日同僚と雑談をしている際にこの休暇が話題になった。曰く「今期末(3月末)でこの休暇もなくなってしまうので、早く申請しなければ!」とのことなのだが、もしかしたら今までこの休暇を取得していなかったのは自分だけで、他の奴らはちゃんと休んでリフレッシュしてあれやこれや楽しいアバンチュールを過ごしてきたのではないか?という疑念にかられ、何だか損した思いで初めて申請してみることにした。

 

面倒な条件があると記憶していたので申請方法を調べたところ、どうやら夏季休暇や冬期休暇と連続にならなければいつ取得しても良いらしい。3月の中頃に1週間ぐらい休もうかと考えたのだが、3月は子供の卒園式やピアノの発表会やらでまばらに週末が抑えられており、それらを避けると必然的に取りやすい日程が月の前半1週間と後半1週間に限定される。良い機会なので以前から計画していたジャワ島横断一人旅を実行したく、その期間で条件の良いフライトが見つかるか?も判断の上では大事なこと。まあでも月の後半の方が良いかな?とフィーリングで日程を決めて上司に申請を出す。多少嫌味を言われるだろうが却下されることはないだろう…と予想するが、一応許可が出るまではフライトを予約しないでおく。翌日特に嫌味を言われることもなく承諾されたので、若干高揚しながらジャカルタへの往復フライトを調べてみた。

「タケ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━ェ!!」

一番安い便でも知っている相場より2万円ぐらい高い!日程前後にずらしてみても変わらない。いっそバリからジャワに入るか…と思い、目的地をデンパサールに変更したところ、もっと高ぇ。。。

卒業旅行シーズンの影響もあると思うがちょっと異常だ。これなら行かない方が良いなー…と諦めムードで日程を3月前半の週に変更してみたところ、理想的な(というか相場レンジの)フライトが見つかる。ナイス!!

急遽「ごめん、休みの日程変えさせて!」という申請を出して、返事が戻ってくる前に便を予約して、予約が完了した頃に「まあええよー」的な再承諾を受けて一安心。近くの図書館で「地球の歩き方-インドネシア」を借りてきて、結局その日は何一つ仕事を進めずに旅の妄想に浸っていた。

 

というわけで、今年は人生2度目の1人旅に行ってきますー!入社して19年。始めて取得するリフ休で、19年間たまりにたまった毒を、東南アジアの空にばらまいてくるぜ!