はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

40分2000円の快感

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最近の週末は漫画を描いて一日が終わる。
生産的なコトをしているので充足度は高いのだが、どうも力んじゃっているのか気がつくと異常に首・肩が痛い。
そしてこの苦痛を背負った状態で出社する月曜の朝が、もう死にたくなるぐらい辛い。
どうにも耐えられなくなったので、ずっと気になっていた会社の近くのマッサージ店に潜入することにした。

 ちなみにこの店だいぶ前にオープンしていたのだが、会社からあまりに近すぎて、施術中のベッドの上で同僚と目が合って恋が始まってしまう状況を危惧して、なかなか行く気になれなかった。
だがしかし、この首まわりの重みが少しでも楽になるのであれば、連中に見つかることなど些細な問題。
(某風俗店で昔某有名プロデューサーと遭遇した某デザインマネージャーの話を聞いたことがあるが、彼らが感じた気まずさに比べれば、屁みたいなものだ(キリッ)

 

どんな店かというと短い時間で手軽に利用できてリーズナブルな(『てもみん』ではないが)『てもみん』みたいなもの。

ありがたいことにネットで予約できるので、空き時間を確認してポチっと予約。(コミュ障なので電話予約だと抵抗がある…)


店は(小さい)ビルの2Fにあり、階段を上がった先が玄関口になっていた。
そこに設置された自動販売機でチケットを購入してしばし待つ。
今回は約2000円の一番安いコースを選択。上半身と下半身が選べるので、迷わず上半身を選択。
暫くすると、受付にいた(何というか…)頼もしい体格のご婦人というかおばちゃんがベッドへと促してくれる。さあ、施術の始まりだ。

 

結論を言うと結構よかった。「痛てててて…」というほどでもなく、物足りないわけでもなく、まあ普通に気持ちいい。
恐らく幾多の男どもを昇天させたと思われるおばちゃんのフィンガーテクで、こりにこりまくった筋肉を、ときに優しくときに刺激的にほぐしてくれる。
辛いのは首・肩まわりで正直腰はどうでも良かったのだが、腰を攻められることで肩の重みが軽減化されるのを実感する。やっぱ人間の体って繋がってんだなー。

 

右も左も均等に、中心から指先まであらゆる部位を責められる。肩甲骨を引っ張られる。なんで剥がれないんだろう?とか不思議に思う。
指先をもまれる。幾多の男どもを制圧してきたと思われる指先の肉厚を感じる。頼もしい…(ポッ。

終わってみてだいぶ楽になった(気がする)。心なしか心まで軽くなった様だ。羽田の空を見て「生きているって素晴らしい!」とか思っちゃう。
さてラーメンでも食って帰るかーと思ったが、全ての荷物を会社に置きっぱなしにしていることを思い出し渋々帰社する。

 

この記事を書いている時点で既に元の体に戻ってしまっているのだが、2000円であの快感が得られるのであれば、月一ぐらいで通っても良いかなー。