はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

2017年を振り返り

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2016年末にこのブログを開始して、(ほぼ)週一での更新を続けつつ、そろそろ一年を迎えようとしている。漫画とか描き始め、少しづつ見てくれる人も増え、何とかモチベーションもキープできたかなー。まあ一年経過したからって感慨にふけることは何一つないのだけど。。。
さて、2017年を振り返り、社会的評価はともかく自分にとって重大なインシデントを5つをピックアップします!

 トランプ大統領就任

まあこのニュースは西も東も世界中のあらゆる人々に衝撃を与えたことでしょう。イギリスのEU離脱もそうだけど、大方の予想を裏切ることってあるんだなーという印象。我々第三者は「(;゚д゚)エエー!」な結果だけど、案外当事者たちは予測できた結果なのかも。温度差は計り知れないしね。
でもこういう大きい価値観の変化というか、パラダイムシフトが起きているのだなーと実感できる出来事でした。

 

②プレミアムウェンズデー

プレミアムフライデー」は自分のワークスタイルというかライフスタイルに合わなかった。何故なら土曜は家庭という名の仕事があり朝から忙しいので、どっちかというと週中サボる方が都合良かったのだ。
というわけで勝手ながら自己都合により「プレミアムウェンズデー」に変更。(月に一回、とっとと退勤する日をつくりましょうというコンセプトには大いに賛同)
具体的に何をしたのかというと、水曜の昼から会社を脱出して若洲にキャンプ入り。テント泊で焚火と酒と燻製を楽しみ、木曜朝にキャンプ場から出社。こんなイベントを10月頃(本格的に寒くなる手前)まで月一ペースで開催しました。あの悪しき改革がなされるまでは…。

 

③働き方改革

色々な見方があるし世間一般的には良い方向に進んでいるのだろうけど、自分的には好ましくない改革だ。勤怠制度が変わり、給与制度が変わり、精神的には締め付けが厳しくなった。
我々の仕事は肝心なところで閃きが必要であり、その閃きを生み出す最良の手法は、とにかく頭の引き出しを開けっぱなしにして、考え続けることだと信じている。
一回スイッチをOFFってしまうと、次に同じパフォーマンスに持って行くために結構なアイドリングが必要なので、どうしてもこのキッチリとした勤務体系に馴染めない。
ゲーム開発に限らずワークシェアリングできない仕事は世の中結構多いだろう(そもそも政治家もそうだろうし)。一片通りに同じやり方をするのではなくその環境に合わせた改革を行うべきだと素直に憤慨する。誠に遺憾である!


Nintendo Switch爆売れ

あーもう悔しいなー。 だってスプラのためにWiiU買ってから2年ぐらいしか経ってないのに、同じメーカーから同じようなコンテンツを遊ぶハードを買っちゃったわけですよ。(絶対買わないと誓ってたのに…)
何で買ったのかというと

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ゼルダがやりたい→WiiU版でも良いけど値段変わらないなら綺麗な方でやりたい→マリオが出た→某先輩からマリオネタ振られたけど、そもそもスイッチもってねーと言ったら怒られた→クリスマスが近かった→子供に買ってあげるつもりはないが、子供に自慢したかった→品薄で買えない日々が続いていた→たまたま在庫見つけた→気がついたら箱開けて充電していた

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という流れ。まあコンソール機が売れることは願ったりだけどね。このクリスマスにファミリー層の手にも結構な数行き渡ったと思うので、いまパーティーゲームだせばそこそこ売れるかな(マリオパーティーとか太鼓がでたら売る機会なくなるだろうけど)。ハードがインストールしてもソフトの装着率が高くなるわけじゃないからね。

 

⑤辞めたったー

はい。約20年働いた会社を辞めました。
「生涯年収も見えてきているのにこのままサラリーマンを続けてよいものなのか?」

40歳前後で発症すると言われている、いわゆる典型的な"中年病"です。たぶんトランプ政権の誕生とか働き方改革の影響とかいろんなことがきっかけになったのかと。

まあでもね。なんとなく危機感を感じていたのですよ。ずーっとぬるま湯に浸かっていることに。この会社で働いている分には生きていけるのだろうけど、外に出たら使い物にならなくなっちまうかも…って。
あとここ何年か余生のことを意識し始めていて、挑戦した人生と挑戦しなかった人生とどっちが後悔するだろう?とか考えて、多分どっちも後悔するのだろうけど、ちょっとぐらい冒険しても死にやしないだろうし、生涯年収下がることになっても充実感が得られるならそっちの方がいいでしょう!とか、まあそんな軽いノリでステップアウトしちゃいました。


とはいえ不安に押しつぶされそうになったりもしているのだが、辞めちまったものは仕方がない。これから本格的な人生という名の旅が始まるわけで、2018年はその辺のルポも報告できれば…そんなところで2017年の記事をしめくくらせてもらいます。

「では、よいお年をー!」