はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

無職中年人生の旅路 その③

f:id:k-morimo:20180508145952j:plain

GWが明けた。世のサラリーマンたちはさぞかし深いため息をついていることでしょう。
自分のような自由人の立場でも「休日=休む」って意識はちゃんとあり、休みがあければそれなりに残念な気持ちになるもの。ただ休みがあけたときに日常に戻る強制力がないので比較的ゆっくりとリハビリができる。そんなわけで、今日も午前中だらだら過ごしましたとさ。

 さて、前回から少し時間が経ち、自分をとりまく環境も少し変化してきた。

 

まず、税務署に開業届を出した。

つまり個人事業主として公に登録したということだ。何が変わったかっていうと何も変わらない。

ただこの登録をもって、ハローワークを卒業した。
幾ばくかのお祝い金を頂き、底がつきかけていた口座に入金の記録がつき、心が少し潤った。

そして屋号の印鑑をつくり、専用口座を作って、帳簿を付け始めた。

さあ、あとは仕事だ。じゃんじゃん仕事をして人並みの生活を送るのだ!

 

…といきたいところだが、そんないきなり舞い込んでくるわけでもなく
それでも企画書を書いたり、プロジェクト管理をサポートしたりと、細かい案件をいくつか引き受けつつ、営業したりコネクションを広げたり自己啓発に取り組んだりと、未来に向けての自己投資に勤しんでいる。

 

長期でガッツリな相談も無いわけではないのだが、一年二年それに取り組むことになると正直その先の人生に一抹の不安を抱いてしまう。

この業界は参加したタイトルが自分の名刺みたいなものだから、大型のプロジェクトに参加して損することは無いのだが、その過酷な現場ワークをいつまでも続けていく自信がないのだ。

年齢を重ねる毎に体力・精神力は落ちていくし、流行りにも疎くなるし、
現場の若い連中との価値観も乖離していく。だからどこかで現場という一線を退いても稼ぎが得られる体制を作っていかないといけないのだ。

 

今のワークポリシーがその未来に繋がるかは分からないし、稼ぎがなければどんな仕事でもありがたく引き受けるのだが、幸いにも自分の周りには新しい価値観をビジネスに結び付けて考える意欲的な連中がいて、金になるならないは兎も角そんなネタを共有してくれたりするわけで、いまはこの環境に甘んじて自分の視野を広げるべきかなーと考える次第なのであります!

 

余談ですが、ここ最近ベトナムハノイに足を運んでます。
実はこの地で、いままでやったことがない新しいワークにチャレンジしてみようかと。まだ何も始まっていないけど、この経験はいずれかのタイミングで報告できればです!

 

まーしかし、人生旅っぽくなってきたね。どうなることやら。。。

 

←前のお話