はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

ミャンマーに行ったときのお話 あとがき

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台湾、インドネシアヤンゴンと、旅ルポ漫画もこれで3作目。時系列的には逆になったけど、このヤンゴン編は人生初めての一人旅の記録。これまでに一人海外出張は何回か経験していたけど、特にこれといった目的もなくサンダルとバックパック1つで見知らぬ国に行くのは初めてということで、ちょっと緊張していたことを覚えている。

 まっ金金のパゴダ(寺)や仏像、スカートの様なロンジー(民族衣装)を履き、顔にタナカ(日焼け止め)を塗った現地の人々、見るもの全てが写真や映像でしか見たことのない世界だったので、「こんな世界が本当にこの世にあったのか!」と初めて海を見たときと同じような衝撃を受けた。

そして路上でガムや新聞を売りつけてくる少年や、店で給仕をする少女、ドラム缶で髪を洗う少女の姿は、生まれた場所によって人生がある程度決定付けられることの現実を認識させられた。しかし同時に、こういった異国の日常のワンシーンを垣間見て、異文化を肌で感じることが旅の醍醐味なのだということを教えてもらった。

この旅がキッカケとなり、旅の病に罹患した自分は次々と未踏の地を求めて旅を繰り返し、その思い出を漫画にすることになるワケです。2021年1月現在、海外旅行なんてあり得ない状況だが、いち早くこの禍が鎮まり、また自由に海外に行けるようになることを切に願います。

最後に、自分に旅の楽しさを教えてくれたTBSのH田氏に感謝です。彼とはその後南亜のリゾート地:スリランカでも一時行動を共にするのだが、その話はまた後日。


「旅の病は旅に行かなきゃ治らない!」(ミャンマー編)脱稿
最後までお付き合い頂けたことに感謝です!

 

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