はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

遅ればせながら『ふるさと納税』してみる

時は先月に遡るが、出社途中のルーチンワーク、つまりワイドショーを聞き流していたら明日(4月1日)からふるさと納税の返礼品に(自主)規制がかかるという情報を入手。詳しい内容は忘れたが、かいつまむと「寄付金の4割以下にしろ」「家電などの高価な品はそぐわない」そんな内容をお上から各自治体に明日付けで通達するという。

 以前から税金の有効的な払い方として興味があり、同僚曰く「ふるさと納税しないヤツはAHOに等しい」とも言われ、更にこのニュースを聞いたことで漸く重い腰を上げたわけだ。ちなみに本当の意味での"ふるさと"やお世話になった地域に貢献しようという心構えは皆無である。極めて俗的な欲求がこの身を突き動かすのだ!

 

というわけで早速返礼品を紹介するサイトを覗きに行く。まあ正直コレといって欲しいものはないのだが、やはり普段自腹切ってまで購入することはない高級食材が良いかなーと思い、ブランド肉を物色してみる。いっぱい候補が並ぶが困ったときの選定基準は「質より量」だ。届いたときに「こんなにいっぱいどうしようw」とよだれを垂らしながら途方に暮れる人生を経験してみたい。…とここで、そもそも自分はいくらまで寄付できるのであろう?という極めて初歩的な疑問が浮かんでくる。

そんなことも調べんと欲にまみれた妄想を先走りさせていたことを何となく反省しつつ、このサイト内で簡易シミュレーションできるらしいのでサクッと家族構成や年収を入れて計算した結果、どうやら4万円までOKとのこと。われら中産階級の庶民ならまあそんなもんだよなー…とやや自虐的に納得するも、もう少し本格的なシミュレーションができる(源泉徴収や各種保険控除の数値も入力する)サイトを見つけたので、そっちも試してみた結果10万越…。

「ちょっ、おま…差開きすぎだろ!」

気になって経験者の同僚に確認したところ「そんなもんですよ。ま、ビビってんなら上限の7~8割に押さえておけば良いんじゃないすかねー」と、経験的カースト上位からのご意見を頂戴する。なるほどそういう考え方もあるかーと安易に納得し、10万上限で返礼品を探すことにするが、本当に10万円分の肉が届いたら女房と冷蔵庫が悲鳴を上げるであろうことが容易に想像できる。

冷静さを取り戻したところで無難に4万円分をステーキ肉に代えて、残りの6万円分はもっと実用的なものを探すことにした。

 

最近トイレに入りながら、スマホ片手に長々と使い道を探している。食品だけでなく家具や雑貨、各種金券やアクティビティーなど色々選択肢があるので、適度にお腹を刺激して心地よい便意が沸き上がる。この後どんな面倒くさい手続きが待っているのか全く理解していないが、まあ当分はこの細やかな幸せを享受することにしよう。

www.furusato-tax.jp