はとぶん

旅するゲームプロデューサーの妄想ブログ

(ほぼ)宿泊費をかけずにプチ旅してきたお話①

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約一週間のオフを頂いた。
これを機にドラクエ11の旅路を終わらせようかと二日ぐらい自室に引きこもって悶々とプレイしていたのだが一向に終わらず、このまま世間と隔離された生活が一週間続くと社会人として大切な 何かを失ってしまうのではないか?という一抹の不安に襲われて、休暇3日目にして漸く外に出ることにした。

 特に「ここに行きたい!」的な欲求はなかったのだが、そういえばだいぶ前に(いつか富士山に登ろうと思って)登山靴を買っていたことを思い出し、そいつの筆卸を目的にした旅に出ようと考 える。

グーグル先生に「近くて初心者歓迎な登山道」を聞いたところ、栃木県の那須岳が距離&行程的に良さげだったので、そこを目的地に設定して何となく旅路を計画。

こんな感じだ。

①宇都宮か日光あたりまで車を走らせて一泊
②日光観光して、那須まで走らせて一泊
那須岳登って余力があればどこか適当に観光
④泊まるか帰るか、その時の心境で判断

というわけで着替えのシャツや下着を3、4枚とタオルと登山靴を持って車を走らせる。
千葉から栃木なんて高速を使えばあっという間なのだが、それだと一瞬で旅が終わってしまうので、あえて下道を使うことに。
とりあえず宇都宮まで行ってみようと、千葉を北上し印西市から利根川沿いを走って茨城県入り。そのまま294号線を北上して栃木県入り。午後一時頃に出発して四時半頃に道の駅『うつのみや  ろまんちっく村』に到着。

 

本当はここで一服して適当な宿を探そうと思っていたのだが、どうせなら車中泊というヤツに挑戦してみようと思い、道の駅の中にある市場で晩飯の豚丼、あと近くのコンビニでビールと焼酎と ツマミのスモークチーズを買って早々に宴の準備を始める。
幸いこの道の駅は温泉施設を兼ね備えているので、晩飯を頂き、温泉に浸かり、その後車内にこもって晩酌を楽しみながら読書をしたり文章を認めたり、優雅な一人の時間を満喫できるわけ。

なにぶん軽のワゴンなので、片側の席をフラットにしてもカプセルホテルぐらいのスペース。多少の不便はあるもののこれで一晩の宿代が浮いているのだからトータルでウィンである!(と自分 に言い聞かせてみる)。

ややこもるのでアウトドア用の扇風機をつけっぱなしにしているけど、寝付いた後は車内も外温と同じぐらいに冷えるので、寝る前は寝袋を広げて掛布団に。

 

さて、明日午前中は日光に寄って観光。その後那須まで車を走らせてソロキャンプ予定(予約済)。あまり早くキャンプINしても時間を持て余すだろうからゆっくり観光しますかーとか考えつつ 、人里離れた地域の静けさが良い感じに眠気を誘うので、天井に吊るしたランタンの明かりを消して眠りにつく。
(つづく)

 

→次のお話